2015年5月22日金曜日

WAY DOWN/ウェイ・ダウン



WAY DOWN/ウェイ・ダウン


「ワークス・オブ・エルヴィス」にはこのように紹介されています。

ピリー・クラッシュ・クラドックの74年のカントリー・ナンバー・ワン・ソング。<Rub It In>作者としても知られるレイン・マータインジュニアは自らも76年に<Summer time Lovin'> のヒットを発表している。そんな彼がエルヴイスのために作詞・作曲したナンバー
エルヴィス生前のラスト・シンクルとしても77年7 月にリリースされHOT100で18位、カントリ・チャート1 位、イーーリスニング・チャートで14位を記録9 月12 日にリオン・セラーとなっ












ずっと奥の音楽が聞こえる場所
ずっと奥、まるで津波のように
ずっと奥の炎が燃える場所
ずっと奥(ずっと奥深くて)

Oooh、頭がクラクラするんだ。
君に呪文をかけられて
100本もの魔法の指が
回転木馬のように回っている。

もう一度、力いっぱい抱きしめて
たまらなく君が欲しいんだ

もっと奥の気持ちのいいところ
ずっと奥、それはおれが望んでいた場所
ずっと奥、それは絶対に無理な場所
ずっと奥(ずっと、ずっと奥深く)


『ムーディ・ブルー』B-!に収録され後にシングルリリースされた快作。アルバム『ロックンロール』にも収録されたノリの良い曲。

思えば遠くに来たもんだ。という気がする。

いい言葉には妖精が住むという。いい歌にも妖精が住む。と言ってもいいだろう。
エルヴィスは妖精が住んでいると感じたら、記憶していった。その積み重ねがたどり着いたアルバムが『ムーディ・ブルー』だ。

相変わらず快調に飛ばしながら、なにか変なアルバムというのは、ユーモアが消えているような気がするからか。

エルヴィスの魅力は天使と悪魔が宿っている点にあったが、このアルバムにはそれが乏しく歌のうまい人という印象が強い。すべてか無か。の選択を迫っているようだ。




コロラドでカントリー・シンガーをめざす友人ふたりとカラオケルームに入ったときのこと、「エルヴィスはカントリーも歌う」と言ったらふたりから即座に否定された。「エルヴィスはロックンローラーで、カントリーシンガーではない」

いくらカントリーを歌おうが、そういうことだ。













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